フィンランドの現代建築①

ヘルシンキ中央図書館

ヘルシンキ中央駅に隣接する、新しいシンボルになって
いるヘルシンキ中央図書館に行ってきました。

北欧のフィンランドらしい、外観は木を多用した柔らかい
フォルムを持ち、ボリュームがある建物ですが圧迫感はなく、
自然と内部に誘う巧みな空間構成をしています。

図書館の機能以外にも、ワークショップや工作工房など、
アフタースクール的な要素も多く、いろんな世代の人が
それぞれ、思うような使い方をして、とても賑わって
いました。
ベビーカーを内部まで持ち込める仕組みは、とても
参考になりました。

大きな空間でありながら、階段状に積み重さなった空間や
トンネル空間など、自分に見合った居心地の良い場所を
探して、ゆっくりと時間を重ねて勉強ができる施設としては、
最高の建築であると感じました。