アルヴァ・アアルトの建築②

アアルト自邸の自邸を見学してきました。

ヘルシンキ郊外の閑静な住宅街の一角にあり、木々の
折り重なる街路樹からは、低めに抑えられたファサードが
大地と繋がり、アトリエ棟と同じくレンガを白く塗装した
ラフなテクスチャーと木製の建具のトーンが、住宅らしい
温かみを感じさせて、とても美しいです。

アトリエ部分とリビングがスキップや引き戸によって繋がり、
一つの空間になったり、中庭との関係を積極的に取り入れた
空間構成、竹や藤を使ったブラインドなど、日本の民家を
感じさせる設えは、通じるものがありました。

ゴールデンベルをカスタマイズした照明など、書籍では
分からなかった細かな部分も見学することができ、大満足の
見学となりました!