01 . 基本計画
メールや電話にてご連絡を頂き、お会いしてご要望等のお話を伺い致します。
(土地の測量図や土地の情報があればご用意下さい。好きな雑誌などの写真やご要望等を箇条書きにてまとめて頂ければ、より効果的な打ち合わせになります。)
ご要望に基づき、3案程度の提案をさせて頂きます。
(設計概要、平面図、立面図、イメージパース等のラフ図面(1/100)並びに、模型やイメージコラージュを提出致します。)
02 . 基本設計
提案図書を叩き台として、間取り・外観・空間の建物イメージを練り込みながら、想いを図面や模型にて表現します。このプロセスを何回も繰り返すことで、設計のベースを創り込んでいきます。
また、設計ベースの大枠が出来上がった時点で、建設会社に概算見積書並びに施工計画書(敷地が特化している場合等)を作成してもらい、資金計画とのバランスを検討します。
03 . 実地設計
基本設計をベースとして、構造・設備・造作家具などを含めた詳細な設計・打ち合わせを行い、想いを確実に協力業者に伝える図面を作成します。(意匠・構造・設備を含めて60枚以上になります)
また、照明・設備・置き家具等の打ち合わせ時には、ショールームにて実際に現物を観ながら検討を行います。
プロジェクトにおける建設業者の技術力や姿勢を見極めた上で、数者の工事業者の選定をして、見積もり依頼を行います。
その後、見積書を基に金額の妥当性や施工性等を検討して、業者を選定します。(各業種で信頼できる職人さんが多く居ますので、お施主さんと相談をしながら参加是非を検討していきます)
また各役所機関に提出する申請の代行を行います。
04 . 設計監理(現場チェック)
選定した工事会社と工事請負契約書を結んだ後、設計図書に基いて工事が行われているか、スケジュールや近隣に対して順調に進んでいるかをチェックします。
週一回以上の定例会議では、協力関係業者さんを交えて設計の想いを伝えると共に、完成度の高い美しい空間・建築が出来上がるように詳細に至るまで、精度の検討を行います。 また、協力関係業者さんの士気を高め、一体となって造り込んでいく雰囲気つくりに努めています。
最終的に現場で判断する部分に関しては、再度図面と照らし合わせながら各工程のたびにお施主さんと協議を行います。
また週一回、月一回毎に現場の進捗状況や施工承認図等のフォーマット化した書類を提出し、現場状況を報告します。
05 . アフターメンテナンス
お引き渡し後、工事業者と一緒に、6ヶ月・1・2・5年の定期検査を行うと共に、随時、不備や相談に対応させて頂きます。
お引渡しが、仕事の完了ではないと考えておりますので、親戚になったつもりで長いお付き合いをしたいと考えております)
Mather ship terrace house 平成26年4月 ~ 平成29年3月 竣工
土地探しから プロセスがスタート開始 |
候補地を最終確認し、 土地購入 設計の開始 |
お施主さんからの要望を 踏まえて 基本プランを3案提案 |
基本プランの 気に入った部分を抽出し、 再度、プランを練り込む |
基本、実施設計期間(2014/4月~2015/8月)
地中埋設、地盤調査を 行いました |
(概算見積もり) 基本設計が完了し 概算見積もりを 工事会社に依頼する |
予算を考慮して コストダウンを行いながら、 実施設計が始まりました 構造設計事務所との 打ち合わせも始まりました |
詳細図面が上がり、 最終プラン、仕様の確認を お施主さんに していただきました |
基本、実施設計期間(2014/4月~2015/8月)
実施図面を基に、 工事会社に見積もり依頼を 掛けました。 見積書をチェックし、 お施主さんと 予算との兼ね合いで FIXする部分と 削る部分の線引きを 行いました |
工事を進めるにあたり、 建築確認申請の図書をつくり 申請を行いました。 構造の適合判定審査があるため、 許可が降りるまで 約2ケ月の期間が掛かる想定です。 |
工事契約並びに 地鎮祭を行いました。 いよいよ工事開始です! |
基本、実施設計期間(2014/4月~2015/8月)
杭工事を開始し、 いよいよ工事が着工 |
地中梁、基礎工事が 始まりました |
魅せ場となる スギ板の型枠工事が 始まりました |
1階部分の コンクリート型枠工事が 始まりました 壁から突き出る鉄骨階段の フレームセットも 無事に完了 |
工事(設計監理)期間(2015/8月~2017/4月)
1階部のコンクリート工事が 終わり養生を行っています。 良いコンクリートが 打てたことを祈るばかりです |
1階コンクリート脱型 よい感じに 仕上がっています |
2階部の鉄筋、 ボイドスラブをセットし、 構造事務所立会いのもと 構造検査を行いました |
2階部の屋根部の コンクリート工事を行い、 全てのコンクリート工事が 終了しました これで構造フレームが完了! |
工事(設計監理)期間(2015/8月~2017/4月)
1階部分の型枠、 支保工が外れ、 空間の大きさ広がりを 感じることができるように なりました。 監督さん、 工事協力業者さん、 みんなで感無量! |
内部の造作工事が進み 魅せ場の階段の仕上げも 進んでいます |
外壁部 外断熱の工事も 進んでいます |
造作家具の受け入れ検査を 家具屋さんで行ってきました お施主さん立会いのもと、 精度よく綺麗に 仕上がっていました |
工事(設計監理)期間(2015/8月~2017/4月)
外構、植栽工事 竣工まで ラストスパートです |
仕上工事、照明、 設備機器の取り付け、 いい感じで 間接照明の設えが できました |
お引渡し、 お施主さんのご要望である、 「みんなが集える住宅」が 完成しました! |
お施主さん主催の 慰労パーティを開催! 皆さん、 お疲れさまでした! ありがとうございました! |
工事(設計監理)期間(2015/8月~2017/4月)
スパイラルハウス 平成20年4月 ~ 平成21年6月 竣工
窓の考え方など、各部屋の空間構成や繋がり方などパースやスタディ模型を創りながら、検討を行なっています。窓の考え方が、空間を左右する建物・空間であり、いろいろと悩みながら方向性を探っています。
VE案を検討して、譲れる部分と譲れない部分を再度検証しながら、最終的な変更項目を決定し、建設会社さんと顔合せを行いました。建設確認申請の準備に取り掛かります。
中間検査・JIOの検査も無事に終わり、内部造作が始まりました。サッシュや屋根・外壁工事も進み、開口部が現れてきました。工事・空間的にも納得のいく状況でプロセスが進んでいます。
六ヶ月に及ぶ工事が無事に終了しました。お施主さん、協力業者さんの皆さんと対話を繰り返して、納得のいくプロセスを築くことが出来ました。「小さな家の大きな空間」をコンセプトにした、ドラマチックな空間・建築を創造することが出来ました。ご家族さんの成長と共に、建築・空間の移り変わりを観させて頂こうと思います。
縦格子の家 平成20年11月 ~ 平成22年7月 竣工
外観ファサードの魅せ方や、サッシュもの使用など詳細に至るまで、お施主さんと打ち合わせを行なっています。基本設計もまとまりつつあり、建設業者さんに概算見積もり依頼を行う前まで進んでいます。
大スパンの構造や大(多)きな開口など、コストUPに繋がる要因が多くあり、空間的には魅力がありますが、コストバランスが心配なため、再概算を建設業者さんにお願いしています。コンセプトや方向性・モチーフをFIXして、計画案を練り込んでいます。
約80枚の設計図書が出来上がりました。再度、お施主さんに仕様を確認して頂きました。後は、工事業者さんに見積もり依頼を掛ける手前まできました。
小春日和の中、無事に上棟を迎えることが出来ました。開口一杯のサッシュやトップライトなど、難しい収まりを大工さんを始めサッシュ屋さん、ガラス屋さんも加わり、熱い定例会が繰り広げられています。
造作家具が取り付けられました。空間が見えてきて、トップライトからの光の移ろいなど良い感じです。監督さんの熱い想いがひしひしと伝わってきて、とても良いプロセスを築いていることを実感しています。
名前の通り、縦格子が内外に多用された住宅が完成しました。監督さんをはじめ、協力業者さんみなさんの想いが篭り、ディテールも美しく、予想以上の出来栄えとなりました。毎回、心配りを頂き、何度も現場に足を運んで頂いたお施主さんも感謝です。また、想いのある良い建物が出来ました。