週末に、キタニさん主催の「春爛漫フェスティバル」に
行ってきました。
フィン・ユール邸もこの日は無料で見学することができたり、
キタニのスタッフさんと家具に関していろんな話ができる
機会を楽しみにて、毎年参加しています。
フィンユール邸は、デンマークの家具デザイナーの自邸です。
実物はデンマークにありますが、配置方位や間取り、寸法や高さ、
素材など、かなり忠実に造られており、近くで実体験ができる
ことは、とても素晴らしいことです。
平屋の中庭を取り入れたL型の空間構成は、中央のアプローチから
パブリックとプライベート空間が分設されており、プライバシーや
動線がとても良さそうです。
玄関ポールからの中庭に向けての開口や直接外に出れる構成も
好みです。
リビングや書斎のパブリックゾーンは、天井も高く、3.2から2.2mの
天井高さで、開放性も良く、造り付けの壁収納や造作ベンチが
アクセントして空間を引き立てています。
また、低めのソファがスタンド照明や暖炉と相まって、落ち着いた
空間をつくっています。
暖炉にある椅子に腰掛けて観る、中庭や壁収納がお気に入りです。
ゆったりと外を眺めながら、高い天井に包まれて、幸せな時間を
過ごしてきました!
いろんな建築を観ることで、いろんな発見があったり、今考えている
ことを整理できたりと、肥やしになります。
オーバーワークが続いていましたが、時間をつくり、建築を観て廻わる
ことの大切さを改めて実感しました。
もっともっと、いろんな体感をして、建築を考えていこうと思います!