建築を学んでいる大学3年生の学生さんが来られました。
進路を決めるにあたって、設計のこと、建築のこと、
いろいろと悩んでいて、アドバイスをして欲しいとの
ことでした。
いくつかの質問の中で、設計は「厳しいですか?」と
聞かれました。
正直、この業界は、絶滅危惧業界と揶揄されることもあり、
拘束時間が長かったり、薄給であったりと、負のイメージが
多いのが現況ですが、建物をつくり上げた時や、お施主さん
の喜んでいる姿を垣間見ると、とても感動的であり、
厳しいことは忘れてしまうよ。とお話をさせていただき
ました。
どの業界でも、捉え方次第では同じであり、目標を持って
今を充実して楽しむことができれば、厳しくても良いのでは?と
アドバイスをさせていただきました。
学生さんと話をして、自分と照らし合わせながら、いろんな
話ができ、まだまだ若い学生さんをうらやましく思いました。
臆することなく、いろんなことにトライして、たくさんの
経験を肥やしにして、魅力のある設計士になっていただきたい!
と思います。